キャリアパス

【キャリアパスとは】
自分は将来どのような福祉の専門家になれるのか、その姿を経験年数の段階ごとにありありと描き出したもの(地域の家の場合は以下の通りです。)

管理職

名称 管理職
定義 事業計画に携わる
事業計画に基づき、事業所全体の総責任者(事業所の業務の変革を起こし、職員の新しいことに挑戦する気持ちを引き出し絶えず職場を活性化する仕組みを作る。)
社会起業家精神を持つ
役職 所長
備える能力 【知識】
・福祉行政の動向
【能力】
・理念を語る力
・情報収集力
・理解力
・判断力
・決断力(判断材料を集め決断する)
・統率力

【社会起業家としての能力】
・高度なソーシャルワークの能力
・事業計画を立案できる
・分析能力、企画力、説得力、高度な業界知識、ネットワーク構築力

組織におけ
る役割
(組織性)
・法人と一体的になって、担当部署と法人全体の事業との全体最適を念頭に置きながら事業を推進する。
・管理会計の知識に基づいて、事業所の事業計画と運営方針を立てる。
・事業計画に基づいた事業所の運営を行う。
・事業所の安定経営のため事業と職員を総括する。
・部下の総合的な管理を行う。
・部下の最適な能力を見出し伸ばす。
・事業所の運営に関する判断と、理事会への報告・連絡・相談を行う。
・経営レベルのリスクマネジメントを行う。
・経営レベルの苦情解決を行う。
・事業所を代表して地域及び行政との連携を行う。
専門的な
業務内容
利用者への支援の最終判断を行う。
事業所を代表して家族対応の全責任を負う。
事業所内の記録の最終承認者となる。
対外的文書を作成、発信を行う。
行事の最終責任者となる。
理事会の議案書を作成する。                  
高度なソーシャルワークの知識と経験を有する。 
経営全般の基礎知識と経験を有する。
重層的な支援体制の構築(リスクが高いケース等については、何かあれば管理職もすぐに判断できる体制を築く)

※なお、利用者の生命や尊厳、法人経営等を揺るがす重要で緊急性を伴う場合を除き、日常の支援に関する判断は、原則として指導職1級の職員が判断を担う。ただし、指導職1級の職員は、管理職への“適切な”相談を行うこととにより、重層的な支援体制を維持しなければならない。今後、どこまで判断を指導職1級に委譲するかは、実績を重ねる中で管理職・指導職の双方で作り上げるものとする

研修 【職場外】
リスクマネジメント研修
メンタルヘルス研修
マーケティング研修
先進事例見学

指導職1級

名称 指導職1級
定義 現場サービスの責任者・部下をまとめ新しこと、より困難なことにもチャレンジする
役職 主任
備える能力 【知識】
・労務管理
・財務管理
・福祉サービスの動向
・組織経営の知識
・ファシリテーションの知識と技術
【能力】
・マネジメント力
・交渉力
・連携力
・自己によるストレスマネジメント
・企画力/提案力

※「連携力」とは、ご利用者に必要な支援のために、周りを巻き込んで連携を創る力

組織におけ
る役割
(組織性)
・就業規則を理解し、組織ルールを守り、業務を推進する。
・事業計画に影響するレベルの企画・提案が可能。
・新規事業の立ち上げを管理者と共に行い、新たな事業所の主任として事業を統括する
・事業所のサービス目標を立案する。・業務標準と業務改善の知識と技術を有し、成果を上げられる。
・事業所運営が計画通りに行くよう指導・助言を行う。
・サービス目標達成への管理を行う。
・事業所の安定経営のため事業と職員を指導・監督する。
・上司の補佐および部下の勤怠等の管理を行う。
・事業所における裁量の範囲での判断と、管理職への報告/連絡/相談を行う。
・事業所の運営上のリスクマネジメントを行う。
・チームワーク推進の指導を行う。
・事業所の運営上の苦情解決を行う。
・事業所をに関わる地域及び行政への対応と連携を行う。
・部下の適切な育成ができる。
・ケース会議の主催
専門的な
業務内容
業務全般の把握と適格な指示を行う。
家族からの苦情に対応する。
ケアマネジメント全般の把握と管理を行う。
事業所内の記録の管理と承認を行う。
対外的文書案を作成、上司の承認を得て発信を行う。
行事の実行責任者となり、運営全般に関する助言・指導を行う。
外部の機関との連絡・調整を行う。
職員会議の議案書作成に携わる。
理事会の議案書作成に参画する。
班会議の内容を把握し、助言・指導を行う。
送迎の管理を行う。
人の成長モデル(トランジショナルサイクル)を理解し、部下の育成を行う。
チームをまとめ、困難な業務に挑戦する。
事業計画の企画・提案力があり、管理者と共に新規事業の立ち上げに関わる。  
高度な喀痰吸引ができる。
ソーシャルワークの基本的な知識と経験を有する。
研修 【職場外】
福祉職員キャリアパス対応型生涯研修(管理者)
介護福祉士実習指導者講習会
財務管理研修
労務管理研修
日本ファシリテーション協会関西支部の基礎研修
第2号喀痰吸引従事者研修
視察研修

指導職2級

名称 指導職2級
定義 一般職員と役職者のパイプ役
役職 リーダー
備える能力 【知識】
・チームワーク/コンプライアンス/地域福祉の動向/ファシリテーションの知識と技術
【技術】
・チーム運営の技術
【能力】
・リーダーシップ/説明能力/調整力/自分でのストレスマネジメント
【資格等】
・介護支援専門員
組織におけ
る役割
(組織性)
・就業規則を理解し、組織ルールを守り、業務を実行する。
・サービス目標立案に参画する。
・事業計画上の役割を果たす。
・サービス目標達成に向け指導・助言を行う。
・サービスの質の向上のため職員を指導・助言を行う。
・上司の補佐および部下の育成・指導を行う。
・サービス提供上の裁量の範囲での判断と、上司への報告・連絡・相談を行う。
・サービス提供上のリスクマネジメントを行う。
・チームワークを推進する。
・苦情の一次対応を行う。
・事業所に関わる地域への対応と連携を行う。
・業務標準の見直しと業務改善を実行する。
・ケース会議の主催 
専門的な
業務内容
担当範囲の業務全般の把握と、質の高いサービスの提供を行う。
上司と相談しながら、家族からの苦情に対応する。
ケアマネジメントの助言・指導を行う。
部下の記録に関して指導、助言を行う。
内部文書の作成と部下の指導、助言を行う。
行事の計画と実行に中核的に関わり、部下に指導・助言ができる。
上司の助言・指導を受けながら、外部の機関に対応する。
職員会議に出席する。
班会議を運営する。
送迎ルートの検討と行う。
レクリエーションの管理運営と実行をサポートする。    
ソーシャルワークの基本的な知識と経験を有する。
研修 【職場内】
委員会主催研修
(事故対策・衛生・防災対策・リハビリ・安全運転・褥瘡・喀痰吸引)
法令遵守研修
メンタルヘルス研修
中堅職員研修
【職場外】
福祉職員キャリアパス対応型生涯研修(チームリーダー)/第2号喀痰吸引研修
社会福祉専門セミナー
スーパーバイザー養成研修
コーチングスキルアップ研修
日本ファシリテーション協会関西支部主催基礎研修
第2号喀痰吸引従事者研修

一般職1級

名称 一般職1級
定義 卓越したサービスの提供者
役職
備える能力 【知識】
・ケアマネジメントに関する高度な知識
・機能訓練の知識
・認知症に関する高度な知識
・感染症に関する高度な知識
・関係法令の知識
・ファシリテーションの知識と技術
【技術】
・機能訓練補助の技術
・高度な食事介助、入浴介助
・移乗/移動の技術
【能力】
・企画力
・提案力/プレゼンテーション力
・指導力
・自身のストレスマネジメント
【資格等】
介護福祉士
キャリア段位レベル4
組織におけ
る役割
(組織性)
・就業規則を理解し、組織ルールを守り、業務を行う。
・事業計画上の役割を果たす。
・サービス目標達成に率先して貢献する。
・ケース会議の主催 
・サービスの質の向上に率先して貢献する。
・上司の補佐および下位職への指導・助言を行う。
・OJTリーダーを務める。
・会議の持ち方・進め方の基礎知識と技術を有する。
・日々の業務遂行上の判断と、上司への報告・連絡・相談を行う。
・日常業務における、リスクマネジメントを行う。
・上司を補佐してチームワークに率先して貢献する。
・日常業務において地域との連携を行う。
・業務標準見直しと業務改善の提案を率先して行う。
専門的な
業務内容
質の高いサービスの提供と、困難な利用者への対応を行う。
上司の指示のもと、家族からの苦情に対応する。
ケアマネジメントを作成する。
事実に基づく的確な記録を行う。
行事、グループ活動等に関する文書及び、上司が指示した文書の作成を行う。
行事の計画を独力で立案し、実行に参画する。
上司とともに、外部の機関に対応する。
職員会議、班会議に出席する。
送迎を行う。
レクリエーションを企画し実行する。               
高度な喀痰吸引ができる。会議の持ち方・進め方の基礎知識と技術を有する。           
ソーシャルワークの基本的な知識と経験を有する。
研修 【職場内】
委員会主催研修
(事故対策・衛生・防災対策・リハビリ・安全運転・褥瘡)
法令遵守研修
メンタルヘルス研修
中堅職員研修
【職場外】
OJTリーダー研修
認知症介護実践者研修
認知症介護リーダー研修
感染症予防対策研修会
口腔ケア従事者研修会
日本ファシリテーション協会関西支部の基礎研修

一般職2級

名称 一般職2級
定義 自立でサービス提供ができる一人前
役職
備える能力 【知識】
・ケアマネジメントの基礎知識
・認知症に関する知識
・感染症に関する知識
・介護保険の知識
・関係法令の基礎知識
・ファシリテーションの知識と技術
【技術】
・食事介助、入浴介助
・移乗・移動の技術
【能力】
・判断力
・課題発見力
・自身のストレスマネジメント
・感情コントロール
【資格等】
・初任者研修
・ヘルパー2級
・キャリア段位レベル3
組織におけ
る役割
(組織性)
就業規則を理解し、組織ルールを守り、業務を行う。
事業計画上の役割を果たす。
サービス目標達成に率先してする。
サービスの質の向上に貢献する。
下位職に対する指導と助言を行う。
日々の業務遂行上の判断と、上司への報告・連絡・相談を行う。
日常業務における、リスクマネジメントを行う。
チームワークの推進に貢献する。
日常業務において地域との連携を行う。
業務標準の知識と技術を持ち、業務手順書の作成と見直し。
業務改善の提案。
ケース会議の基本知識や技術の習得。
専門的な
業務内容
一般的なサービスの提供を行う。
家族に対し日常の連絡・相談・報告を行う。
指導と助言を受けながらケアマネジメントを作成する。
指導・助言を受けずに記録を行う。
行事、グループ活動等に関する文書及び、上司が指示した文書の作成を行う。
行事の計画を助言・指導を受けながら立案し、実行に参画する。
実習生・ボランティアに、日常の支援について指導する。
職員会議、班会議に出席する。
送迎を行う。
レクリエーションを企画し実行する。                
自分の権限の及ばばない案件を稟議書を作成し、決裁をとった上で実施できる。 
簡単な喀痰吸引ができる。
会議の持ち方・進め方の基礎知識と技術を有する。
研修 【職場内】
委員会主催研修
(事故対策・衛生・防災対策・リハビリ・安全運転・褥瘡・喀痰吸引)
法令遵守研修
メンタルヘルス研修
中堅職員研修
【職場外】福祉職員キャリアパス対応型生涯研修(中堅職員)
認知症介護初任者研修
上級救命講習                第3号喀痰吸引研修

一般職3級

名称 一般職3級
定義 自立でのサービス提供を目指す新人
役職
備える能力 【知識】
・法人の理念、沿革
・施設の業務全般
・介護保険の基礎知識
・高齢者介護の基礎知識
【技術】
・基本的な食事介助、入浴介助
・移乗・移動の技術
・安全運転の技術
【能力】
・社会人マナー
・理解力
・実行力
・コミュニケーション力(調和力)
・自身のストレスマネジメント
・感情コントロール
【資格等】
・キャリア段位レベル1・2
組織におけ
る役割
(組織性)
・就業規則を理解し、組織ルールを守り、業務を行う。
・事業計画とサービス目標を理解する。
・サービスの質の維持に努める。
・メンターの指導による個別支援計画の作成・実施・ふりかえり
・上司への報告・連絡・相談を行う。
・日常業務における、リスクを理解する。
・チームワークの推進を理解する。
・基本的な業務標準の知識と技術を持ち、業務手順書の作成と見直し。
・基本的な業務改善の知識を持ち、簡単な業務改善の提案。 
・ケース会議の基本知識や技術の習得
専門的な
業務内容
一般的なサービス内容の理解と補助業務を行う。
家族に対し簡単な日常の連絡・報告を行う。
ケアマネジメントの意味を理解する。
助言、指導を受けながら記録する。
助言、指導を受けながら、行事・グループ活動等に関する文書の作成を行う。
行事の実行に関わる。
実習生・ボランティアとともに活動する。
職員会議、班会議に出席する。
送迎に同行する。
上司、先輩とレクリエーションを行う。               
稟議書作成の基本知識を知っていて、簡単な案件について決裁をとれる。
簡単な喀痰吸引ができる。